FRANTIC BROWN BEAT!主宰者Miccyanのスペシャル・インタビュー

聞き手:菅野克哉


※FRANTIC BROWN BEAT!とは?


centralamerica,carib,brazil,latin,arab,africa,asia・・・for rudie! 

カリブにコロンビア、ガーナに南アフリカ、トルコにインド。湿度高めな南国、土埃舞う中南米の街頭、喧騒と混沌の中東。そんな感じの音楽が一晩中溢れ、お酒にまみれ踊り歌うルードで酔っ払いな音楽好きが集まるイベント。

不定期にて渋谷宮益坂にあるライブハウスLushで開催中!

ラテン、クンビア、メレンゲ、ハイライフ、パームワイン、タウンシップジャズ、スカ、レゲエ、ダブ、サンバ、ヒバロ、ベリーダンス、ジプシーブラス・・・ テキーラにウォッカ、ビールにグラッパ、ラクにウイスキーで乾杯!!
http://franticbrownbeat.tumblr.com/



MICCYAN(FRANTIC BROWN BEAT!)

茶色いリズムとキツめのお酒でご存知、ポップでルードなワールドミュージックイベント「FRNTIC BROWN BEAT!」のボス。ラテンやクンビアなどの中南米、レゲエやカリプソなどのカリブ諸島、ジプシーブラスやメスティソなどのアラブ・ヨーロッパ圏などのルーツミュージック、レベルミュージックを中心にセレクトし、国内外様々なアーティストと共演。ワールドミュージックに留まらず、気持ちのイイ音、踊れる音、飲める音を追い求めながら、イベントを巡り回る生粋のパーティーピーポー!!!盟友"Drink 'em all"との合同企画「WORLD RHYTHM CLANDESTINO FES」や、横浜のサンバ集団"G.R.B.P. mocidade vagabunda"との合同企画「Festa LATINA!」、ズクナシ企画「SOULBOOK」なども主催し、その他都内を中心に夜な夜な酔いどれ活動中。国産バンドによるワールドミュージックのコンピレーションCDを2013年4月17日、Village VanguardやTOWER RECORDSを中心に全国発売。2014年4月26日にはコンピCDから7インチを2枚発売。





※都内人気パーティー「FRANTIC BROWN BEAT!」に出入りするバンドを収録したCDコンピからの7インチ2枚がmundoismoより絶賛発売中!!!
     



菅野「元々丁度一年前に出したコンピレーションCDからの7inchカットと言う形でしたが」
 
Miccyan「CD出す時からの念願と言うか、7inchは切りたいと思っていたので素直に嬉しい」
 
菅野「CDの企画からこの7inchリリースで一応の着地と言う感じですが、随分長いこと掛かりました(笑)」
 
Miccyan「丁度企画したのが2011年頭辺りで、東日本大震災が直後にあり、正直やってる場合じゃなくなった」
 
菅野「暫くたって、世間もある程度動いて来た感じも有る中でやっと重い腰を上げて曲を集め始めましたね」
 
Miccyan「予算が0ベースで、周りの一緒に盛り上がってくれる友達のバンドと言うのが一つの基準だったので、色々大変だった」
 
菅野「そうなった場合、曲が出てくるのを待つしか無かったりしますもんね。初リリースのバンドも居て、まだレコーディングしてる曲が無かったりとか」
 
Miccyan「その反面、デモCDを作ってるバンドもちらほら出て来てて、有る程度目処も見えて来てた」
 
菅野「で、なんやかんやとCDが出て一年。有る程度話題にはなったと思いますし、以前に比べると他のワールドミュージック系のパーティーも増えて来た感じはします」
 
Miccyan「FRANTICのパーティーに関しては徐々に若手に振って行きたいなと思ってます。ただ、何をブッキングするかは相談の上で」




 
菅野「それにしても良く珍しいバンドを見付けて来ますね!」
 
Miccyan「アーティストの方から遊びに来たり、新しいバンド始めたとかの連絡が来る感じ」
 
菅野「確かに大所帯のバンドが多いから、掛け持ちで何個もバンドやってる人も多いですしね」
 
Miccyan「FRANTICの立ち上げは実はMILKYとSHIGEKIと3人だったんです。Drink ‘em allのメンバーですね」
 
菅野「仲が良いところだとDrink ‘em allやBALKANBEATS TOKYOもワールドミュージックのパーティーですが、微妙に住み分けが出来ていると言うか、フランティックはその中でもラテンが強めな印象ですね」
 
Miccyan「音源はネットを中心に探してます。PCには弱いですが(笑)」
 
菅野「あと、酒量が半端じゃない。きっと一番ですね…めちゃくちゃ酔った上で見たことも無い熱いライブと、聞いたことも無いレアなDJに毎度ノックアウトされちゃうって言う、あと開催頻度が良い感じですね」
 
Miccyan「不定期で、年に4、5回。無理無い感じで。」
 
菅野「どうしてもどんな規模のパーティーをやってもスパンの短いレギュラー開催だとブッキングとかで切羽詰まると言うか。その点フランティックはその時その時で出したいアーティストとパーティーが出来てますね」
 
Miccyan「元々DJを始めたのが某先輩DJに付いてからスタートしました。デビューは今は無きclub WIRE」
 
菅野「僕も元々そうだったので大きな共通点ですね。そこでの経験は大きかったと思います」
 
Miccyan「最初はSKAとREGGAEだけ徹底的に掛けてました。で、物足りなくなってラテンを導入して行った。そこからのフランティックかなと」
 
菅野「当時最先端だったんじゃないかって思いますね」
 
Miccyan「もっと遡るとロンドンナイトも行ってたけど、まともなクラブデビューはTHE ROOMだったりそこで色々な人脈が広がった」



 
 
菅野「今後のフランティックの目標ってありますか?」
 
Miccyan「7inchで新譜をリリースして行きたいなと。新しいバンドでもなんでも」
 
菅野「近々リリースパーティーが有ります。6/28(日)16:00より渋谷LUSHにて。詳細はこちら
 
Miccyan「お待ちしてます!」



MICCYAN(FRANTIC BROWN BEAT!)による推薦盤を当店から選んで頂きました。


Jaro Milko & The Cubalkanics / Cigarros Explosivos!Mexican Institute Of Sound / Suave PatriaR-Tronika / EPOrquesta el Macabeo / Macacoa/No se cuando llegueM.A.K.U Soundsystem / M.N.D.